東日本~支援物資運搬

 東日本大震災から1年と9か月が経ち、自分を含め、被災地以外での関心が薄まってしまうことが懸念されていますが、まだまだ傷痕残る東日本にはまた厳しい冬がやってきています。
 さて、そんななか新宿区よりトラック協会の新宿支部宛に、「被災地へ災害支援物資を届けてほしい」という依頼をいただきました。そして12月の7,8と11,12の二度にわたり鈴木支部長の命を受け、新宿支部を代表して金子運輸㈱さんと弊社のトラック計5台で自転車とコピー用紙を届けに東北に行ってまいりました。7,8は宮城県・気仙沼へと自転車を届けましたが、奇しくもその日はしばらくぶりに大きな地震が日本列島を襲い、津波警報は国中にあのときの恐怖を思い出させたのではないかと思います。弊社社員も現地にいたため肝を冷やしましたが、大事に至らず無事に任務を終え帰京いたしました。11,12は福島県の相馬郡、南相馬市、会津若松市の各学校に自転車とコピー用紙を届けてまいりました。私自身も配達させていただきましたが、場所によっては雪も降り積もるなか、たくさんの先生や生徒たちが出迎えてくれて本当に喜んで笑顔を見せてくれたのが印象深く、前を向いて逞しく生きている姿に感動を覚えつつも、道中ではまだまだ手のつけられていない惨状を目の当たりにし、改めて支援を続けていく必要性を感じました。
すべての配達を終え、最後、金子運輸の「やMだドライバー」と記念に福島の名物である”タワー”ソースかつ丼をいただいて満腹、腹をハンドルにぶつけながら現地を後にしたのでした。